こんにちは、管理人の8(@matahitotsu)です。
目次
次に考えているDIY
自宅の様々な箇所をDIYリノベーションする作業を順次進めているのですが、リノベーション箇所で手を付けようと考えているのが「キッチンカウンターへの間仕切り壁増設」と「リビングルームのTVボード設置」です。
キッチンカウンターはもともと壁付けのコンロ&シンクに増設する形でDIY設置していますが、奥さんと相談してリビングルームとの間仕切り壁と棚を追加する予定です。
また、リビングルームのTVに関しては5年前に購入した32インチのTVを大型の4KTVに買い換える計画を立てており、その一環でTVボードもDIYで制作しようと考えています。
2x4材をつかったDIYが簡単で自由度が高いらしい
そんな次回DIY計画を練っていたところ、安価で強度のある2x木材を手軽に扱えるDIYアイテムがあるということがわかりました。
2×材とは?
2×4材に代表される「2×材(ツーバイ材)」とは、2×4工法に使われる木材のことです。
日本で古くからある工法は柱や梁などの「線」で建物を支えますが、アメリカの2×4工法では壁や床などの「面」で建物を支えます。「面」をかたち作る枠組みに2×4材が多く使われています。
- 安価: 規格化され大量生産できるのでコストが安い。
- なめらか: 白い木肌はあらかじめ表面が研磨され、面取りもされている。
- 加工しやすい: 接着、釘打ちはもちろん、切削から塗装まで全てOK。
- 入手が容易: コメリグループでは全店で取り扱いがあります。
このように非常にDIY向きの素材である2x材を、さらに室内に簡単に設置できるアイテムが「ディアウォール」です。以下の写真のようなに難しい作業を必要とせずDIYで簡単に棚などを自作することができます。
ディアウォール公式サイトより
洒落たウォールシェルフをDIYで設置できるのは良いですよね。しかもこのディアウォールはバネの力で2x材を床と天井に固定するので、固定するために釘打ちビス打ちが不要です。天井と床の間にハメ込むだけで固定されるので施工も短時間で済みます。これにより賃貸物件でも気軽に壁面を改装することが可能になるので現在大人気のリノベアイテムです。
筆者は自宅用に購入した中古マンションに施工する予定ですが、床壁天井に穴を開けなくていいのはやはり魅力的です。(後でレイアウト変更したりする可能性もありますしね)
2x材リノベアイテムはディアウォールだけじゃなかった
しかし、ディアウォールに関する情報を調べて行くと実は似たような機能を持つ競合商品が存在していることがわかりました。
せっかく選ぶなら一番いいアイテムを選びたいですよね。ということで、今回私が調べてみた各商品の特徴と比較ポイントについてレポートしてみます。
3ブランド比較
2x材簡単リノベの先駆者「ディアウォール/DiaWall」
画像は全て公式サイトより
ディアウォールは天井側にバネが仕込まれており、女性が一人で施工できるほど楽に作業ができるのが特徴です。また、人気ブランドということもありホームセンターなどでの取扱店舗も多く入手しやすいです。
ディアウォール
ディアウォール専用棚受け
ディアウォール専用中間ジョイント
カラーバリエーション
- ホワイト
- ライトブラウン
- ダークブラウン
- ブラック
価格(Amazon 2017/12/15現在)
- ディアウォール 1セット¥809
- ディアウォール専用棚受け 1セット¥472
- ディアウォール専用中間ジョイント 1セット¥785
メリット
- バネ式なので天井に押さえつけるようにハメ込むだけで設置できるなど、とにかく作業がラク
- 人気商品なのでよく流通しており入手しやすい
- 柔らかい配色とデザイン
デメリット
- バネ式なので高さの細かい調整がしにくい
- ジャッキ式に比べて強度が弱くなりがち、重量物は載せないほうが賢明
- パーツのサイズが大きめでデザインにスマートさに欠ける
低コストながら強度とデザインのバランスが取れた「ラブリコ/LABRICO」
画像は全て公式サイトより
「ラブリコ/LABRICO」の特徴はアジャスターがジャッキ方式になっていること。またデザインはスタイリッシュな方向に振ってあります。
アジャスター
シングル棚受け
ダブル棚受け
ジョイント
カラーバリエーション
- ブロンズ
- ヴィンテージグリーン
- オフホワイト
価格(Amazon 2017/12/15現在)
- 2×4アジャスター 1セット¥738
- シングル棚受け 1セット¥650
- ダブル棚受け 1セット¥730
- ジョイントが 1セット¥728
メリット
- ジャッキなので設置時の微調整がしやすい
- 天井と床の間にカッチリはめられるので棚の強度が強め
- 価格が安いため大型の棚など数を多く使用するケースで有利
- 2x材を覆うでっぱり部分を極力なくしたデザインのためスタイリッシュな印象
デメリット
- ジャッキなので設置時に天井付近で作業を行う必要があり、高い天井だと脚立が必要
- 棚受けは2x材に通して設置する必要があるため、設置前に位置決めするなど若干準備が必要
奥行きのある棚が制作できる「ウォリスト/Walist」
画像は全て公式サイトより
「ウォリスト/Walist」の最大の特徴は、2x材を連結して奥行のある棚を作れることです。ディアウォールとラブリコは材を奥行方向に連結することは想定されていないためあくまで「柱」を立てるアイテムですが、ウォリストは最大3枚まで2×4材を連結することで奥行きのある棚を作れる仕様になっています。
筆者はTVボードにPlaystation4ほかの映像機器も収納したいので、ウォリストを使ったTVボード制作を検討中です。
突っ張りジャッキ
棚受け金具
束ねる金具
カラーバリエーション
- ブラック
- ホワイト
価格(Amazon 2017/12/15現在)
- 突っ張りジャッキ 1セット¥1,280
- 棚受け金具 1セット¥998
- 束ねる金具(3本用) 1セット¥734
メリット
- ジャッキ式で微調整がしやすい
- 棚の強度は3種の中で最も強くすることができ、ある程度重量のあるものを載せても安心感がある
- 奥行きのある棚を作れるので収納力が大きい
- 金属の質感がクール
デメリット
- ラブリコ以上に微調整が効く分、3種の中で最も調整に手間が掛かる
- 金属なので、柔らかめのトーンの部屋に若干合わせにくいかも
- 価格が高め
まとめ
それぞれを比較すると以下のようなブランドの違いがあることがわかりました。
- 施工が簡単で柔らかさのある、初心者の味方「ディアウォール/DiaWall」
- 低価格でスタイリッシュ、バランスの良い「ラブリコ/LABRICO」
- 価格が高く施工も手間だが、収納力が高くガッツリDIYに向く「ウォリスト/Walist」
それぞれに良さがあるので、ケースによって使い分けることで真価が発揮できると思います。みなさんもぜひ2×4材DIYにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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