日本のピザの原点をさかのぼる。浦和『NICOLA PIZZA』レビュー[PR]

今回は浦和でハシゴ酒

こんにちは、8(@matahitotsu)です。
先日公開した『浦和 塩天丼』への来訪レビューと同日。 せっかく足を運ぶのであれば他にも浦和の名店を回っておきたいと思い、酒場ライター山崎あやさ(from さいころ文庫)、撮影をお願いしたham氏と3人でもう1店舗ハシゴする計画を立てていました

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本日のお目当ては”日本のピザの源流”

実は、浦和のお店を事前に検索していると、「戦後はじめて日本に本場仕込みのピザをもたらした男『ニコラス・ザペッティ(通称ニック)』」の創ったピザの名店『六本木 ニコラス』の流れを汲む店があることが判明。

『六本木 ニコラス』とは

『六本木 ニコラス』は日本の戦後史を語るうえで外せない超有名店。
1954年の創業直後から大人気となり、なんと当時の皇太子殿下と婚約者の美智子様をはじめ、政財界の大物やハリウッドスターも訪れた超一流のピザハウス。戦後の日本にピザを根づかせたと言っても過言ではない日本ピザ史上のターニングポイントです。

『ニコラス』から『NICOLA』へ

『六本木 ニコラス』はその後、紆余曲折を経て経営権が他社に譲渡されることになってしまいます。

その後に創業者ニックが日本国籍を取得して日本名『小泉ニコラ』として立ち上げた新たな店が『NICOLA』です。

いざ、ピザの聖地へ

まぁそんなウンチクはともかくとして、このステキな外観を御覧ください。いかにも本場な出で立ち。

ここはニューヨーク?なんとUSドルでも支払い可能

笑顔のニコラが出迎えてくれます。いい表情ですね〜。

さすがはNYスタイルの本場ピザを日本に持ち込んだお店。お会計には日本円だけでなくUS ドルも使えるとか。

店内は洒落た雰囲気

店内もオシャレ! 照明を控えめにした大人っぽい空間。一階はバールスタイルのピッツェリア。二階がイタリアンレストランとなっています。

『NICOLA』で利用可能なクーポンはこちら

『食べタイム』のクーポンサービスを利用することで様々なお店でお得にグルメと楽しくことができるのですが、『NICOLA』ではカジュアルコース3500円を頼むとフルボトルワイン(3000円相当)がサービスされるというクーポンが利用可能です。

フルボトルが付いてくるとは、大盤振る舞いです

適用時間帯はディナータイム。
食べタイムでクーポンを取得後、前日までに3名以上の人数でコース予約を行い、予約時に電話でクーポン利用を伝える必要があるのでご注意を。

多少の手間はありますが、フルボトルがサービスで楽しめるのは手間を補って余りあるインパクトがありますね!

コースの構成(2月の例)

コース内容は以下の通り。
行った日が2月だったので、バレンタインデープランコースとのこと。

  • 水耕栽培のグリーンサラダ
  • スペルト小麦と海老アボカドのタルタル
  • 選べるミックスピザ
  • プリモピアット(いずれもパスタ。つぶ貝とネギのアーリオオーリオ or ほろほろ鳥のラグーソースから選択)
  • セカンドピアット(霧島豚バラ肉のポルケッタ)
  • ドルチェ

いざ、実食!!

ワインはいただくのですが一杯目用にビール頼んじゃった

早速頂いちゃいます!

前菜はサラダ

サラダは、シンプルなグリーンサラダ。

これが、ものすごいレベルの高さ!
しゃくしゃくとした食感が楽しいレタス。新鮮な野菜ならではの甘みがあります。

ドレッシングは濃厚で酸味が効いているのにちゃんと野菜の旨味が際立っていて、「サラダの主役は野菜なのだ!」ということを思い出させてくれる一皿です。

小麦と海老アボカドのタルタル、技アリ

お次はタルタルなやつ。

押し麦のもっちり感、アボカドのねっとり感、海老のプリプリ感。
それぞれの食感の重層的なハーモニーを楽しめます。

タルタルソースの、塩味が効いたクリーミーな味わいが品良く全体をまとめていて・・・バランスの良い一皿です!

そしてお目当て、ピザのご登場

ついにお目当てがやってまいりました!

ご覧あれ、宅配ピザとは一線を画す本場っぽいこのビジュアル。いわゆる「ピッツァ」ではなく、懐かしくも新しいアメリカンなピザです。

生地はもちろんモッチモチ。
生地の厚み感はピザのキャラクターを決める重要なファクターですが、『NICOLA』の生地は厚すぎず薄すぎずの妙技を感じる仕上がり。

結果、ちゃんとクリスピー、でも食べ応え充分。
言うことなし! これが焼きたてで食べられる幸せは他には代えがたいですね〜・・・。

なんだこの美味さは・・?

たっぷりむっちりの艶めくチーズは100パーセントのゴーダチーズ。
濃厚な味わいにしっかりの塩気が、ワインとベストなマリアージュ!

サラミも、ピーマンも、しっかりそれぞれの味を主張しつつ調和しています。 味の方向性は「驚き」よりも「懐かしい」なのですが、それぞれの具材のクオリティとバランスが高度で、とてつもなく美味い仕上がりになっています。

なんというか、「普通のピザ」を究極に磨き上げてLV99にした感じ、とでも言えば伝わるでしょうか??
おもわず「これだよコレ!」というフレーズが飛び出す美味さでした。

ラグーソースなのに、鶏肉・・だと・・!

プリモピアット(一皿目、の意)はラグーソースのパスタを選択。

ほろほろ鳥のラグーソースは、S字のマカロニのような変わったパスタの1皿。
「カサレッチ」というパスタでシチリア地方の特産品ということです。

牛骨で出汁をとったのか?と錯覚する、味わい深いトマトソースがパスタに絡みます。

このS字型のパスタはソースの絡みが抜群。教えてもらってすぐネットで購入しちゃいました!
カサレッチェ パスタ

パスタの茹で具合もベスト!
プリプリさと力強い弾力が共存しています。

ほろほろ鶏は、これが鶏肉?と思うほど濃厚でパワフルなお肉。
濃厚な味付けのトマトソースに負けず、肉の旨味が拮抗して爆発的な美味しさを作り出しています。

一口ひとくちの突破力がすごい・・。

霧島豚バラ肉のポルケッタ

お次は霧島豚。

ポルケッタはヴェネツィア発祥の郷土料理ですが、イタリア系移民がアメリカに持ち込んだことでニューヨークでも大人気の一品。ニコラ氏にとっても馴染み深いメニューなのではないでしょうか?

肉はおそらく塩漬けしてあると思われるのですが、ロースト具合が絶妙でジューシー感たっぷり。

ハーブで香り付けもしてあり、肉の旨味が前面に出つつ、そこはかとなく品のある味わい。

とどめのドルチェ

濃厚×濃厚の競演

デザートは、ショコラのチーズケーキ。
バレンタインシーズンということで、チョコレートの味付けが濃厚なチーズケーキ 。

もうここまでのメニューで凄まじい満腹感が襲ってきているのですが、デザートは別腹。

デザートワインがコースに付いており、ケーキと一緒に味わってホッと一息つける心地よい時間を過ごせました。

やはり名店には理由がある

今回、日本のピザの原点を探るということで『NICOLA』を訪問しましたが、やはり名店が名店であるということには理由があるんだ!と改めて認識いたしました。

今後も、いろんな名店の素晴らしいグルメに出会いたいですね!

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浦和の名店つながりということで、「塩天丼」の有名店レビュー記事も書いていますのでこちらも是非読んでみて下さいね。










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